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【アマビエブックス #21】イザベル・レイトン編『アスピリン・エイジ』

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穂崎萬大。こすぎナイトキャンパス企画運営担当。本の燕居堂店主。
【書名】アスピリン・エイジ(上)(中)(下)
【著者】イザベル・レイトン編/木下秀夫訳
【出版社】ハヤカワ文庫
【刊行年】1979年
 
このわきかえる年月の間に、わたしたちは、すべてを癒してくれる万能薬を探し求めてきたのだが、結局あたえられたものはアスピリン程度のものにすぎなかった。
 
第一次大戦と第二次大戦との戦間期のアメリカの様子を描いたノンフィクションを、イザベル・レイトンが編んだもの。1919年から1941年までといえば、つまりはベルサイユ条約から真珠湾攻撃までの間になります。
 
その間、アメリカとアメリカ人が体験したいろんな出来事が、22人の有名無名の著者によって語られていきます。
禁酒法、K.K.K、リンドバーグ家の悲劇、大暴落、ニューディールとフランクリン・ルーズベルト、ルイジアナの独裁者ヒューイ・ロング、プリンス・エドワードとシンプソン夫人、オーソン・ウェルズの「火星人来襲」などなど・・・。
まあ、読んでいて「ほんとかよ」というのもありますが、そういう筆致を含めて〈時代〉でしょう。
 
さて描かれた時代から100年後のわたしたちの世界は、どのように記録されていくのか。タイトルは〈アスピリン・エイジ〉ではなく、〈レムデシビル・エイジ〉なのか〈アビガン・エイジ〉とでもなるのでしょうか。
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穂崎萬大。こすぎナイトキャンパス企画運営担当。本の燕居堂店主。

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