好奇心の居場所を届けるエア書店。

【アマビエブックス #22】遠藤ケイ『鉄に聴け 鍛冶屋列伝』

dexter
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
dexter
穂崎萬大。こすぎナイトキャンパス企画運営担当。本の燕居堂店主。
【書名】鉄に聴け 鍛冶屋列伝
【著者】遠藤ケイ
【出版社】ちくま文庫
【刊行年】2019年
 
昨夏、娘が夏の自由研究で、近所の民俗館で五寸釘のナイフをつくってきた。クギの先っぽをナイフ状に平たく延ばしただけのものだが、鍛冶屋仕事の〈研究〉だという。少し黒ずんだそのナイフは、バランスがとれていて持ち重りがした。
 
そのしばらく後にこの本に出会った。男子は道具好きである。目次を見ると、つい読んでみたくなる。「鮎の切り出しナイフ」「魚捌きナイフ」「猟刀」「狩猟万能鉈」「渓流小刀」「肥後守」・・・おっと、「鰻裂き包丁」ってのもある。
 
そんなの持っていて、どうやって使うの? と家人に言われそうだしじっさいその通りなんだけど、目次だけ眺めてもつい手元に欲しくなってくる。
 
鍛冶屋を訪ね、じっさいに手を動かしてそれらを紹介する、著者の遠藤の文章がいい。専門的にならずかといってヨソヨソしくもない。彼の挿絵も楽しいです。
 
この夏もやっていたら、ちょっと見てみたいな、鍛冶屋仕事。

この記事を書いている人 - WRITER -
dexter
穂崎萬大。こすぎナイトキャンパス企画運営担当。本の燕居堂店主。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© ほん 燕居堂 , 2020 All Rights Reserved.