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【アマビエブックス #51】エラリー・クイーン『オランダ靴の秘密(The Dutch Shoe Mystery)』

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穂崎萬大。こすぎナイトキャンパス企画運営担当。本の燕居堂店主。

【書名】『オランダ靴の秘密(The Dutch Shoe Mystery)』(角川文庫)
【著者】エラリー・クイーン/越前敏弥・国弘喜美代訳
【刊行年】2013年

エラリー・クイーンの「国名」シリーズ第3作目です。
じつは、わたくし、エラリーさんは今回が初読。しかしながら、彼の積ん読は10作はあろうかと。角川文庫のこの新訳シリーズはもうすぐ完結でしょうか。

オランダ記念病院の階段から転落して重態のドールン夫人は、急いで手術室に運ばれた。偶然友人の医師をたずねて病院に来ていた探偵エラリー・クイーンは、その手術を見学することになった。
だが患者にかけられていたシーツをめくると、そこにあったのは夫人の絞殺死体。さらに、嫌疑をかけられた外科医のフランシス・ジャニー医師が第二の犠牲者に。
現場近くで見つかった「靴」が、すべての謎を握っているとクイーンは推理の筋道を立てるのだが・・・。

ということで、トリックよりは推理のロジックが冴えわたっている一作ですね。ぼくもぞくぞくして読むことができました。
この本が好きな作家の森博嗣は、こういいました。

手術室にいた老人が絞殺された謎に対し、探偵がいろいろな仮説を立てて、犯行現場になった手術室への人の出入りを推理するのですが、見てもいないのに、あたかもビデオを再生しているみたいに推理を組み立てていくのが凄い。(森博嗣『森博嗣のミステリィ工作室』より)

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穂崎萬大。こすぎナイトキャンパス企画運営担当。本の燕居堂店主。

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